顔の脂肪吸引は5年後どうなる?たるみ・後戻りの心配は?持続効果と術後の変化、後悔しないためのポイント

顔の脂肪吸引を検討する際、多くの方が気になるのが「5年後、自分の顔はどうなっているのだろう?」という点ではないでしょうか。

施術直後の変化だけでなく、長期的な効果やたるみ、後戻りの可能性について、正しい知識を持つことが後悔しないための第一歩です。

この記事では、顔の脂肪吸引の5年後の状態、持続効果、起こりうる変化、そして満足のいく結果を長く保つためのポイントを詳しく解説します。

この記事を書いた人

アリエルバストクリニック 院長 石塚 紀行

石塚 紀行
ARIEL .BUST.CLINIC 院長
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資格・所属

  • 日本形成外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • Juvederm Vista 認定医
  • 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本美容外科学会(JSAPS)所属

【略歴】
脂肪吸引、豊胸を専門としている形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。

ARIEL .BUST.CLINICは、脂肪吸引を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型や悩みに応じた専門性を活かしたご提案をしており、傷跡や傷のケアに形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。

ボディメイクは決して焦る必要のないものです。このサイトでは脂肪吸引に関連する多くの記事を書いていますので、すぐに施術を決めることはせず、まずはぜひ患者様自身で知識をつけた上でご希望のクリニックへ相談されるようにしてください。

目次

5年後もスッキリ?顔の脂肪吸引の持続効果

顔の脂肪吸引は、フェイスラインをシャープにしたり、二重あごを改善したりと、お顔の印象を大きく変える可能性を秘めた施術です。

そんな顔の脂肪吸引の大きな魅力の一つは、その持続効果です。一度吸引した脂肪細胞は再生しないため、理論上はリバウンドしにくいと言われます。

しかし、本当に5年後もスッキリした状態を維持できるのでしょうか。

脂肪細胞の数と吸引効果の関係

成人になると、体内の脂肪細胞の数はほぼ一定になります。太ったり痩せたりするのは、脂肪細胞の数が増減するのではなく、一つひとつの脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりするためです。

脂肪吸引は、この脂肪細胞そのものを取り除く施術です。

そのため、吸引した部分の脂肪細胞の数は減少し、再び脂肪がつきにくくなります。

効果は半永久的?その根拠とは

脂肪細胞が再生しないという点から、顔の脂肪吸引の効果は「半永久的」と表現されることがあります。実際に、吸引した部位は他の部位に比べて脂肪がつきにくい状態が長期間持続する傾向にあります。

5年後であっても、施術前と同じように脂肪が蓄積することは考えにくいでしょう。

生活習慣が持続効果に与える影響

ただし、注意したいのは残存した脂肪細胞の存在です。脂肪吸引で全ての脂肪細胞を取り除くわけではありません。

術後に暴飲暴食を繰り返したり、極端な運動不足が続いたりすると、残った脂肪細胞が大きくなり、再びボリュームが出てしまう可能性があります。

5年後も効果を維持するためには、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけることが大切です。

持続効果を高める生活習慣

習慣ポイント期待できること
食生活高カロリー・高脂質な食事を避ける残存脂肪細胞の肥大化抑制
運動有酸素運動や筋力トレーニングを継続基礎代謝の向上、全体的な脂肪燃焼
体重管理定期的な体重測定、大幅な増減を避ける体型変化の早期発見と対応

気になる「たるみ」5年後のリスクと予防策

顔の脂肪吸引を検討する上で、「たるみ」は多くの方が心配される点です。特に5年という歳月が経過すると、加齢の影響も相まって、たるみが顕著になるのではないかと不安に感じるかもしれません。

なぜ脂肪吸引後にたるみが出ることがあるのか

脂肪吸引は皮下脂肪を取り除く施術です。脂肪がなくなることで、その分だけ皮膚が余ってしまう可能性があります。

特に、もともと皮膚の弾力が低下している方や、一度に多くの脂肪を吸引した場合、皮膚がうまく収縮せずにたるみとして現れることがあります。

また、加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚のハリが失われることも5年後のたるみの一因となり得ます。

5年後にたるみやすい人の特徴

以下のような方は、脂肪吸引から5年後にたるみが出やすい傾向があるため、特に注意が必要です。

  • もともと皮膚が薄く、弾力が少ない方
  • 加齢により皮膚のハリが低下している方(一般的に40代以降)
  • 短期間で大幅な体重増減を繰り返した経験がある方
  • 過度な吸引を希望される方

たるみを防ぐためのアフターケア

たるみを予防するためには術後のアフターケアが重要です。クリニックの指示に従い、フェイスバンドによる圧迫固定を適切に行うことで、皮膚の収縮を助け、たるみを最小限に抑えることが期待できます。

また、マッサージや保湿ケアも皮膚の健康を保つ上で役立ちます。5年後を見据え、長期的な視点でスキンケアに取り組むことが大切です。

たるみ予防に役立つケア

ケアの種類目的頻度の目安
フェイスバンド圧迫皮膚の密着、腫れの軽減医師の指示通り(術後数日~数週間)
保湿皮膚の乾燥予防、バリア機能維持毎日
紫外線対策光老化の予防、コラーゲン破壊抑制毎日

たるんでしまった場合の対処法

もし5年後にたるみが気になってきた場合でも、様々な対処法があります。

ハイフ(HIFU)や高周波(RF)治療などの非侵襲的なリフトアップ治療、糸リフト、あるいは状態によってはフェイスリフト手術などが選択肢となります。

どの治療法が適しているかはたるみの程度や皮膚の状態によって異なるため、まずは専門医に相談することが重要です。

「後戻り」は本当?5年後の体重変化と脂肪細胞

「脂肪吸引をしても、結局後戻りするのでは?」という不安もよく耳にします。特に5年という期間が経過すると、体重の変化とともに顔の状態も変わるのではないかと心配になるでしょう。

脂肪吸引で「リバウンドしない」は誤解?

脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らすため、吸引した部位は確かに太りにくくなります。

しかし、これは「何をしても絶対に太らない」という意味ではありません。前述の通り、残った脂肪細胞が大きくなる可能性はあります。

また、顔以外の部位が太れば、相対的に顔がスッキリ見えなくなることもあります。

5年後の体重増加と顔の変化

施術から5年が経過し、もし体重が大幅に増加した場合、顔にも変化が現れる可能性があります。吸引した部位は脂肪がつきにくいものの、全くつかないわけではありません。

また、吸引していない周辺の部位に脂肪がつけば、顔全体のバランスが変わることも考えられます。体重管理は、5年後も美しい結果を維持するための鍵となります。

体重変化と顔への影響(5年後想定)

体重変化顔への影響(吸引部位)顔への影響(全体)
維持または微減スッキリした状態を維持しやすいバランスが保たれやすい
軽度の増加(2-3kg程度)わずかにふっくらする可能性全体的に少し丸みを帯びる可能性
大幅な増加(5kg以上)吸引部位も脂肪がつく可能性顔全体が大きくなった印象になることも

脂肪細胞が再び大きくなる可能性

脂肪細胞は、エネルギーを貯蔵する役割を持っています。摂取カロリーが消費カロリーを上回る状態が続くと、脂肪細胞はエネルギーを脂肪として蓄え、肥大化します。

これは、脂肪吸引で数が減った脂肪細胞であっても同様です。5年という長い期間においては、生活習慣の乱れが脂肪細胞の再肥大化を招くリスクは常に存在します。

後戻りを防ぐ食生活と運動習慣

5年後の後戻りを防ぐためには、やはり健康的な食生活と適度な運動習慣が重要です。特定の食品を極端に制限するのではなく、バランスの取れた食事を心がけましょう。

また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼に効果的です。これらの積み重ねが、5年後の満足度につながります。

術後の変化を時系列で解説 5年目までのダウンタイムと経過

顔の脂肪吸引後、どのような経過をたどり、5年後にはどのような状態になっているのか、時系列で見ていきましょう。

術後1週間までの主な症状とケア

術後1週間は、腫れ、内出血、痛みが最も出やすい時期です。クリニックから処方された痛み止めを服用し、指示通りにフェイスバンドで圧迫固定を行います。

食事は刺激物を避け、柔らかいものを中心にすると良いでしょう。無理せず安静に過ごすことが大切です。

術後1ヶ月から3ヶ月の変化

術後1ヶ月頃には、大きな腫れや内出血はほとんど落ち着いてきます。しかし、まだ拘縮(こうしゅく)といって、皮膚が硬くなったり、つっぱり感が出たりする時期です。

この拘縮は、治癒の過程で起こる正常な反応であり、通常3ヶ月から半年程度で徐々に改善します。マッサージが推奨される場合もあります。

術後経過の目安

期間主な状態・症状推奨されるケア
術後~3日腫れ・痛みのピーク、内出血安静、冷却、圧迫固定
術後1週間腫れ・痛みの軽減、内出血残存圧迫継続、軽い日常生活
術後1ヶ月大きな腫れは引く、拘縮開始マッサージ(医師の指示あれば)

術後半年から1年 細かな変化と安定期

術後半年から1年が経過すると、拘縮もほとんどなくなり、フェイスラインがスッキリと仕上がってきます。傷跡も目立たなくなり、脂肪吸引の効果を実感できる時期です。

この頃になると施術結果はほぼ安定し、大きな変化は見られにくくなります。

1年から5年 効果の定着とメンテナンス

施術後1年から5年までの期間は、効果が定着し、安定した状態が続きます。

ただし、前述の通り、この期間の生活習慣や体重管理が、5年後の状態を大きく左右します。また、加齢による自然な変化(皮膚のたるみなど)は避けられません。

必要に応じて、スキンケアやエイジングケア治療を取り入れることで、より良い状態を長く保つことが期待できます。

5年後も満足できるクリニック選びの重要性

顔の脂肪吸引で5年後も満足のいく結果を得るためには、クリニック選びが極めて重要です。

技術力はもちろん、カウンセリングの質やアフターフォロー体制など、総合的に信頼できるクリニックを選びましょう。

医師の技術力と経験を見極める

顔の脂肪吸引は、医師の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。吸引しすぎると不自然な凹凸ができたり、逆に吸引が足りないと効果を実感しにくかったりします。

症例写真を確認するだけでなく、医師の経歴や専門性、脂肪吸引に関する知識や経験が豊富かどうかを見極めることが大切です。

医師選びのチェックポイント

  • 美容外科医としての経験年数
  • 顔の脂肪吸引の症例数
  • カウンセリングでの説明の丁寧さ、分かりやすさ
  • 美的センス(症例写真などから判断)

カウンセリングの質が将来を左右する

カウンセリングでは自分の希望を正確に伝え、医師と仕上がりのイメージを共有することが重要です。また、施術のリスクやダウンタイム、5年後までに起こりうる変化について、十分な説明を受ける必要があります。

時間をかけて丁寧にカウンセリングを行い、患者の不安や疑問に真摯に答えてくれる医師を選びましょう。

アフターフォロー体制の確認

術後の経過観察や、万が一トラブルが起きた場合の対応など、アフターフォロー体制が整っているかどうかも確認しましょう。

5年後までを見据えた場合、定期的な検診や相談に応じてくれるクリニックであれば、より安心して施術を受けられます。

アフターフォロー確認項目

項目確認内容重要度
定期検診の有無術後の経過をチェックしてくれるか
トラブル時の対応迅速かつ適切に対応してくれるか
相談窓口不安な点を気軽に相談できるか

費用だけで選ばないことの重要性

費用はクリニック選びの要素の一つですが、安さだけで選ぶのは危険です。極端に安い場合は、使用する機器や材料の質、医師の技術力、アフターフォローなどに問題がある可能性も否定できません。

適正な価格で、質の高い医療を提供しているクリニックを選ぶことが、5年後の満足につながります。

あなたの疑問を解消 顔の脂肪吸引5年後のホントのところ

顔の脂肪吸引について、インターネット上には様々な情報があふれています。特に「5年後」という長期的な視点では、医学的根拠の薄い噂や誤解も少なくありません。

ここでは、患者様が抱きやすい疑問や不安について、より深く掘り下げて解説します。他ではあまり語られない、でも知っておきたい「ホントのところ」に焦点を当てます。

5年経つと皮膚が硬くなるって本当?

術後一時的に見られる拘縮(皮膚の硬さやひきつれ)は、通常半年から1年程度で自然に改善します。5年経過して皮膚が不自然に硬くなっている、ということは通常考えにくいです。

もしそのような状態が続く場合は、他の原因や体質的な要因も考えられるため、医師の診察を受けることが重要です。適切なマッサージやケアで皮膚の柔軟性は保たれます。

吸引した箇所としていない箇所の境目はどうなる?

技術のある医師は、吸引する脂肪の量や範囲を慎重にデザインし、自然な仕上がりを目指します。そのため、5年後であっても、吸引した箇所としていない箇所の境目が不自然に目立つことは通常ありません。

ただし、術後の体重変化が大きい場合や、もともとの骨格、筋肉のつき方によってはわずかな段差を感じることがあるかもしれません。この点もカウンセリングでよく相談しましょう。

境目の自然さに関わる要素

要素影響
医師の技術滑らかな吸引、適切な範囲設定
吸引量過度な吸引は不自然さの原因に
術後の体重管理大幅な変動はバランスを崩す可能性

加齢による変化と脂肪吸引の影響

5年という歳月は、誰にでも加齢による変化をもたらします。皮膚の弾力低下、コラーゲンの減少、筋肉の衰えなどは、脂肪吸引の有無にかかわらず起こり得ます。

脂肪吸引は皮下脂肪を減らす施術であり、これらの加齢変化を止めるものではありません。しかし、余分な脂肪がなくなることで、たるみが強調されにくくなるという側面もあります。

つまり、脂肪の重みによる下垂が軽減されるため、同年代の方と比較してスッキリとした印象を保ちやすい可能性があります。

5年後も若々しさを保つためには、脂肪吸引に加えて、日々のスキンケアやエイジングケアが大切です。

5年後、再手術は必要なの?

基本的に、顔の脂肪吸引は一度で効果が持続する施術です。適切に施術が行われ、術後の体重管理が良好であれば、5年後に再手術が必要になるケースは稀です。

ただし、以下のような場合は再手術を検討することがあります。

  • 大幅な体重増加により、再度脂肪が気になり始めた場合
  • 加齢によるたるみが顕著になり、リフトアップなど別の目的で手術を希望する場合
  • 初回の吸引量が不十分だった、または仕上がりに満足できなかった場合(他院修正など)

再手術の必要性は個々の状況によりますので、まずは医師に相談し、現状の評価と適切なアドバイスを受けることが重要です。

後悔しないために知っておきたい 5年後を見据えた注意点

顔の脂肪吸引で5年後も満足し続けるためには、施術を受ける前の心構えや、長期的な視点でのケアが大切です。後悔しないために、以下の点に注意しましょう。

理想のイメージを医師としっかり共有する

「こんなはずではなかった」という結果を避けるために、カウンセリングで自分のなりたい顔のイメージを具体的に伝え、医師と十分にすり合わせることが重要です。写真などを持参するのも良いでしょう。

医師はあなたの骨格や皮膚の状態を考慮し、実現可能な範囲での最善の提案をしてくれます。

ダウンタイム中の過ごし方と心構え

術後のダウンタイムは、不安やストレスを感じやすい時期です。事前にダウンタイムの経過や症状をよく理解し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

腫れや内出血は必ず引いていくものと理解し、焦らずに回復を待ちましょう。この期間の適切なケアが、5年後の仕上がりにも影響します。

長期的な視点での体型管理

顔の脂肪吸引は部分痩せの施術であり、全身の体重コントロールとは別問題です。施術後も健康的な食生活と適度な運動を心がけ、体重を安定させることが5年後もスッキリとしたフェイスラインを維持するために必要です。

体重が増加すれば、顔にも脂肪がつく可能性があることを忘れないでください。

5年後を見据えた体型管理のコツ

項目具体的な行動
食事記録摂取カロリーや栄養バランスを把握する
定期的な運動週2~3回の有酸素運動や筋トレ
体重測定週に一度など、定期的にチェックする

定期的な検診のすすめ

施術後、特に問題を感じていなくても、定期的にクリニックで検診を受けることをおすすめします。

医師に状態を確認してもらうことで、自分では気づかない変化や、将来的なリスクを早期に発見できる可能性があります。また、5年後を見据えたメンテナンス方法について、専門的なアドバイスを受けることもできます。

顔の脂肪吸引 5年後に関するよくある質問

最後に、顔の脂肪吸引の5年後に関して、患者様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

5年後に傷跡は目立ちますか?

顔の脂肪吸引の傷跡は、耳の付け根やあご下など、目立たない場所に数ミリ程度作られます。術後しばらくは赤みがありますが、時間の経過とともに徐々に薄くなり、多くの場合、5年後にはほとんど分からなくなります。

体質によっては色素沈着や肥厚性瘢痕が残る可能性もゼロではありませんが、適切なケアと医師の技術により最小限に抑えられます。

5年後、顔の感覚に変化はありますか?

術後一時的に、吸引部位の皮膚感覚が鈍くなったり、逆に過敏になったりすることがあります。これは神経が圧迫されたり、わずかに損傷したりするためですが、通常は数ヶ月から1年程度で自然に回復します。

5年経過しても感覚異常が残ることは非常に稀です。もし気になる症状が続く場合は、医師に相談してください。

他の美容施術との併用は5年後どう影響しますか?

顔の脂肪吸引後、5年の間に他の美容施術(ヒアルロン酸注入、ボツリヌス毒素治療、レーザー治療、糸リフトなど)を受けることは可能です。

むしろ、これらの施術を組み合わせることで、より総合的なエイジングケアや美肌効果を期待できます。

ただし、施術のタイミングや種類については必ず医師と相談し、顔の状態や脂肪吸引の経過を考慮した上で計画を立てることが重要です。

脂肪吸引と併用しやすい施術(5年後想定)

  • ハイフ(HIFU)、高周波(RF)治療:たるみ予防、引き締め
  • ヒアルロン酸注入:ボリューム補充、しわ改善
  • ボツリヌス毒素治療:表情じわ改善
5年以上経過した症例はありますか?

はい、多くのクリニックで5年以上、中には10年以上経過した症例を経験しています。長期的な経過を追うことで、持続効果の高さや加齢とのバランスなどをより深く理解できます。

カウンセリングの際に、長期経過の症例について尋ねてみるのも良いでしょう。信頼できるクリニックであれば、情報を提供してくれるはずです。

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