フェイスリフト(切開リフト)とは?フルとミニの違い・効果の持続とリスク

フェイスリフト(切開リフト)は、耳のまわりを切開し、皮膚の下にあるSMASという膜ごとたるみを引き上げて、余った皮膚を取り除く手術です。切る範囲によって、ミニ・ミドル・フルに分かれます。

効果は数年単位で続き、手術から5年半たっても76%の人が手術前より若く見えたという報告があります1)。一方で、救急受診や入院が必要になる大きな合併症は1.8%で、多いのは血腫と感染です2)。

この記事では種類と術式の違いや効果が続く年数、向いている人と年齢、手術の流れとリスクを順に説明します。

この記事を書いた人

百人町アルファクリニック 院長 荻野 和仁

荻野 和仁
百人町アルファクリニック 院長
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医学博士
2014年 日本形成外科学会 専門医取得
日本美容外科学会 会員

【略歴】
獨協医科大学医学部卒業後、岩手医科大学形成外科学講座入局。岩手医科大学大学院卒業博士号取得、2014年に日本形成外科学会専門医取得。大手美容クリニックの院長を経て2017年より百人町アルファクリニックの院長を務める。

百人町アルファクリニックでは、糸を使った切らないリフトアップから、切開部分が目立たないフェイスリフトまで患者様に適した方法をご提案していますが、若返り手術は決して急ぐ必要はありません。

一人ひとりの皮下組織や表情筋の状態に合わせた方法を探し「安全性」と「自然な仕上がり」を第一に心がけているため、画一的な手術をすぐにはいどうぞ、と勧めることはしていません。

毎回手術前の診断と計画立案に時間をかけすぎるため、とにかく安く、早くこの施術をして欲しいという方には適したクリニックではありません。それでも、リフトアップの施術を年間300件行っている実績から、患者様同士の口コミや他のドクターからのご紹介を通じ、全国から多くの患者様に当院を選んでいただいています。

このサイトでは、フェイスリフトやたるみに関する情報を詳しく掲載しています。どうか焦らず、十分に勉強した上で、ご自身に合ったクリニックをお選びください。もちろん、ご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

目次

フェイスリフト(切開リフト)とは

フェイスリフトと切開リフトは、呼び方が違うだけで同じ手術です。皮膚だけでなく下にあるSMASも引き上げるので、皮膚の余りと組織の下がりの両方を整えられます。

フェイスリフトで期待できる効果

フェイスリフトは、顔のたるみやしわを改善するための外科手術です。主に皮膚だけでなく、その下にあるSMAS(スマス)と呼ばれる表在性筋膜を引き上げ、余分な皮膚を切除することで若々しい印象を取り戻すことを目指します。

ほうれい線やマリオネットラインの改善、フェイスラインの引き締め、首のたるみ改善などに効果が期待できます。効果の現れ方や持続期間には個人差がありますが、他のリフトアップ治療と比較して、長く続く効果が見込める点が特徴です。

たるみは皮膚から骨までの層で起きる

顔は、皮膚・皮下脂肪・SMAS・じん帯・骨が重なってできていて、年齢とともにそれぞれが変わります。SMASは表情筋を包む膜で、ここを引き上げると皮膚だけを引くより形が戻りにくいのが特徴です。SMASの働きは、SMAS(表在性筋膜)の記事で詳しく説明しています。

じん帯は、皮膚側の組織を骨などの深い部分につなぎとめる支えです。術式によってはこのじん帯を切り離し、頬の高い位置まで動かします。じん帯を剥がす意味は、リガメント(靭帯)の記事で取り上げています。

たるみは1つの層だけでなく、いくつもの層の変化が重なった結果です。切らない施術が増えた今も、フェイスリフトは顔と首の若返りの中心となる手術とされています。見た目を変える力が大きく、効果が長く続くのが特徴です。

たるみに関わる層と引き上げの対象

層加齢で起きること手術での扱い
皮膚弾力低下・余り余剰分を切除
皮下脂肪萎縮・下垂位置を整える
SMASゆるんで下がる引き上げて固定
じん帯支えが弱まる術式によって切り離す

糸や機器の施術との違い

「切らないフェイスリフト」は糸リフトのほか、レーザーや高周波・超音波(HIFU)による施術を指す呼び名です。

皮膚を切開しないため、ダウンタイムが短く、傷跡の心配が少ないというメリットがあります。しかし、たるみを物理的に切除・引き上げる切開するフェイスリフトと比較すると、効果の程度や持続期間には限界があります。

中程度以上のたるみや、長く続く効果を求める場合は、切開するフェイスリフトが合うことが多いです。2つの選び方は、切らないフェイスリフトと切開リフトの違いで詳しく比べています。

フェイスリフトの種類(ミニ・ミドル・フル)と術式

手術の種類は切る範囲で分かれ、術式はどの層をどこまで剥がして動かすかで分かれます。ミニやフルという範囲の名称とSMASの扱い方は別の区分です。

切開の範囲でミニ・ミドル・フルに分かれる

フェイスリフトには、切開範囲や引き上げる範囲によっていくつかの種類があります。フルフェイスリフトは、こめかみから耳の前を通り、耳の後ろまで比較的広範囲に切開し、顔全体から首にかけて広範囲のたるみを引き上げます。

一方、ミニフェイスリフトは、耳の前など切開範囲を限定し、主に頬やフェイスライン中下部のたるみを改善する手術です。

ミドルはミニの切開を耳裏まで延ばし、頬から輪郭にかけて中程度以上のたるみを引き上げる方法です。ネックリフトは耳裏から首側の髪際を切って首やあご下を整え、フルの手術に併用される場合が多くあります。

どの範囲の手術が合うかは、たるみの広がりや強さと患者さんの希望によって異なります。

切開範囲ごとの種類と引き上げる部位

種類切開の範囲主に引き上げる部位
ミニ耳前・もみあげ付近頬〜下顔面の輪郭
ミドルミニの切開を耳裏まで延長頬・輪郭の中程度〜強いたるみ
フルこめかみ〜耳裏・うなじの髪際顔全体・首
ネックリフト耳裏〜首側の髪際首・あご下

ミニフェイスリフトは頬から輪郭の軽いたるみに向く

ミニフェイスリフトは、切開範囲を耳の前など比較的小さな範囲に限定する手術です。主に頬からフェイスラインにかけてのたるみを改善することを目的とします。フルフェイスリフトに比べて手術時間やダウンタイムが短く、身体への負担が少ない点がメリットです。

ミニフェイスリフトのメリット・デメリット

メリットデメリット
回復に要する期間が短め効果の範囲が限定的
傷跡が目立ちにくい顔全体の強いリフトアップ効果は得にくい
手術の所要時間が短い首のたるみ改善効果は限定的

軽度から中程度のたるみの方や、特定の部位のたるみが気になる方、長い休みを取れない方などに向いています。切開の小さいリフトについては、ミニ切開リフトの記事にまとめています。

フルフェイスリフトは顔から首まで広いたるみに向く

フルフェイスリフトは、こめかみ付近から耳の前を通り、耳の後ろ、場合によっては生え際まで切開し、顔全体から首にかけて広範囲のたるみを引き上げる手術です。SMASを扱う場合が多く、ミニやミドルより引き上げる範囲が広い手術です。

フルフェイスリフトのメリット・デメリット

メリットデメリット
顔から首まで広く引き上げる回復に要する期間が長め
効果の持続期間が長い傷跡が比較的長くなる
SMASも動かして後戻りを抑える手術の所要時間が長い

顔全体のたるみが進行している方、首のたるみも同時に改善したい方、より長期的な効果を求める方に適しています。ただし切開範囲が広いため、ミニフェイスリフトに比べて腫れや内出血などのダウンタイムが長くなる傾向があります。

SMAS法とディーププレーン法の違い

一般的にフェイスリフトと呼ばれるのは、皮膚を切開してたるみを引き上げる手術です。代表的な手法としてSMAS法があります。

これは皮膚だけでなく、皮膚の下にあるSMAS(表在性筋膜)と呼ばれる組織も一緒に引き上げる方法です。SMASを引き上げると皮膚だけを動かす方法に比べ、たるみへの効果が長く保たれると期待されます。

切開の位置・広さやSMASの扱い方は、施設や担当者の方針と患者さんの状態しだいです。

術式は、剥がす層の深さと範囲で分かれます。SMASを縫い縮める方法や一部を切って縫い寄せる方法は、顔の下部と首のたるみに向いています。頬のじん帯は切り離さないため、頬の高い位置やほうれい線は上がりにくい方法です。

じん帯まで切り離すディーププレーン法などは、頬から顔の下部までをまとめて引き上げる方法です。安全性はSMAS法と同程度で、血腫はディーププレーン法3%・SMAS法2%、神経の損傷も多くは一時的だったと報告されています3)。どちらが優れているとは言えず、顔の状態と希望する変化で選びます。

フェイスリフトの効果は何年続く?

引き上げた効果は数年単位で続きます。ただ、手術のあとも年齢による変化は進むので、すべての部位が同じように保たれるわけではありません。

5年半たっても頬や口元の改善は残る

あごの横のたるみは手術で6mm上がり、5年半後に戻ったのは改善した分の21%だったと報告されています1)。ほうれい線やマリオネットラインの部位も5年半後に悪化はなく、76%の人が手術前より若く見えると推定されました。

一方、首の角度の改善は5年半で69%が戻っています1)。頬や口元に比べて首は戻りやすい部位だと知っておくと、仕上がりへの期待がずれにくくなります。

2回目の手術までは平均約11年

ディーププレーン法を受けたあと2回目の手術を受けた人では、間隔は平均10.9年だったと報告されています4)。初回が53歳以下なら平均12.4年、53歳より上なら9.3年でした。これは2回目を受けた人の数字で、全員の効果が続く年数ではありません。

手術のあとも年齢による変化は進むので、時間がたってから新しいたるみを整えたいと考える人もいます。時期の考え方は、フェイスリフトの二回目の記事を参考にしてください。

引き上げの不足や体重・年齢の変化で効果が薄れる

フェイスリフトの効果が感じられない、または持続しない主な原因としては、手術手技の問題が考えられます。例えば、たるみの程度に対して引き上げる力が不足している、SMAS処理が不十分で皮膚だけを引き上げている、切除する皮膚の量が適切でないといった場合です。

また、術後の体重増加や加齢による自然な変化によって、効果が薄れたと感じることもあります。ミニフェイスリフトを選択した場合、もともとのたるみが強いと、効果が限定的で物足りなく感じる可能性もあります。

向いている人と受ける年齢の目安

頬や輪郭に皮膚の余りがあり、首までたるみが広がっている人が手術の主な対象です。年齢は40代後半〜50代以降が中心ですが、たるみと体の状態をみて方法を決めます。

顔や首のたるみが気になる人に向く

フェイスリフトは、以下のようなお悩みを持つ方に適しています。

  • 顔全体のたるみが気になる方
  • ほうれい線やマリオネットラインが深く刻まれている方
  • フェイスラインがぼやけてきた方
  • 首のしわやたるみが気になる方
  • 他のリフトアップ治療(糸リフト、レーザーなど)では満足のいく効果が得られなかった方
  • より長期的なリフトアップ効果を望む方

ただし、全身状態や皮膚の状態によっては手術が適さない場合もあります。手術に適した状態かどうかは、診察とカウンセリングで確認する項目です。

受ける年齢は40代後半〜50代以降が中心

中心となるのは40代後半から50代以降で、30代後半から40代前半では切開を小さくする方法から検討する傾向があります。同年代でも皮膚の余りや組織の下がり方には差があり、暦年齢だけで方法が決まるわけではありません。

どこをどれだけ上げたいかを整理すると、広い切開が要るのか、小さな範囲で足りるのかがはっきりします。年代ごとの考え方は、切開リフトを受ける年齢の記事が参考になるはずです。

手術前に体の状態を確かめておきたい人

男性は血腫が起きる危険が約3.9倍、BMI25以上の人やほかの手術と同時に受ける人は感染の危険が高かったと報告されています2)。性別や体格だけで受けられないわけではなく、同時に行う手術も含めて計画を立てます。

たばこを吸う習慣や、血液を固まりにくくする薬を飲んでいることは、診察で伝えておきたい情報です。高血圧や糖尿病などの持病も伝えると、手術前の検査や調整を相談できます。薬は自分の判断でやめず、処方した医療機関と相談するのが安全です。

手術の流れと術後の経過

手術は、診察で方法を決め、検査を受けてから行います。大きな腫れは1〜2週間で引きますが、傷や組織がなじむまでには3〜6か月が目安です。

診察から手術当日まで

最初はカウンセリングで、悩みや希望を伝えて顔の状態を診てもらいます。そのうえで、手術の方法と期待できる効果、リスクや術後の経過、費用について説明を受ける流れです。

手術が決まったら、血液検査などの術前検査で健康状態を確かめます。服用中の薬の調整や禁煙など、手術前の注意点もこのときに説明があります。

手術当日は来院後に体調を確かめ、最終的なデザインを確認します。局所麻酔と静脈麻酔の併用が一般的です。手術の範囲や希望によっては、全身麻酔を選ぶこともあります。

手術時間は、ミニフェイスリフトで2〜3時間程度、フルフェイスリフトで3〜5時間程度が目安です。当日の流れと回復の期間は、切開リフトの手術過程と回復期間で順を追って説明しています。

術後の腫れや痛みの期間

手術直後から数日間は、腫れや内出血、痛みが出る時期です。腫れのピークは術後2日から3日程度で、その後徐々に引いていきます。

大きな腫れや内出血は1週間から2週間程度で引くことが多いですが、むくみのような軽い腫れは1か月から3か月程度続くこともあります。

痛みは、処方される痛み止めでコントロールできる程度が一般的です。痛みの感じ方には個人差がありますが、通常は数日から1週間程度で落ち着きます。

術後の主な症状と期間の目安

症状強く出る時期落ち着くまでの目安
腫れ術後2〜3日大きな腫れは1〜2週間・むくみは1〜3か月
内出血術後数日2〜4週間
痛み術後〜数日1〜2週間

※上記は一般的な目安で、個人差があります。時期ごとの見え方は、フェイスリフトのダウンタイム経過にまとめています。

傷跡の経過と目立たなくなるまで

傷あとは残りますが、耳の前後や髪の生え際に沿わせるので目立ちにくいのが一般的です。

術後しばらくは赤みがあり、やや硬くなることもありますが、通常は3か月から6か月程度かけて徐々に白っぽく、柔らかくなり、目立ちにくくなっていきます。完全に消えることはありませんが、最終的には細い線のようになり、髪型などでカバーできる場合が多いです。

傷跡の治り方には個人差があり、体質によってはケロイドや肥厚性瘢痕になるリスクもゼロではありません。時期ごとのケアは、切開した傷の経過とケアの記事で紹介しています。

社会復帰までの期間

デスクワークなどの比較的負担の少ない仕事であれば、術後1週間から2週間程度で復帰される方が多いです。抜糸の目安は術後1週間前後です。ただし、腫れや内出血がまだ残っている可能性があるため、マスクなどでカバーするなどの工夫が必要な場合もあります。

接客業や体を動かす仕事の場合は、少し長めの休みを見込むと予定を立てやすくなります。傷や周囲の組織がなじむ目安は3〜6か月です。

手術のリスクと合併症の頻度は?

フェイスリフトの主なリスクは、血腫・感染・神経への影響です。大きな合併症の頻度は、体の状態や、ほかの手術と同時に行うかどうかで変わります。

大きな合併症は1.8%で、多いのは血腫と感染

術後30日以内に救急受診・入院・追加の手術が必要になった合併症は1.8%で、ほかの美容手術と同じくらいでした2)。内訳では血腫1.1%・感染0.3%が多く、単独の手術で1.5%・別の手術も行う場合は最大3.7%と報告されています。

一時的な顔面神経のまひは、多かった術式でも1.85%と1.52%で、永続的な損傷の頻度は術式で差がなかったと報告されています5)。1.8%は救急受診などが必要になった合併症だけを数えたもので、術後の腫れやむくみは含まない数字です。

感染が起きた場合は、抗生剤の投与や、場合によっては膿を排出する処置が必要です。血腫ができた場合は、溜まった血液を除去する処置が必要になることがあります。

考えられる合併症とその対処

合併症の種類主な症状対処法
感染強い赤み、腫れ、熱感、痛み、膿抗生剤投与、排膿処置
血腫急激な腫れ、強い痛み、皮膚の変色血腫除去処置
神経損傷表情筋の麻痺、感覚異常ビタミン剤投与、経過観察、リハビリ
傷跡の問題ケロイド、肥厚性瘢痕、傷跡の離開ステロイド注射、内服薬、修正手術

引きつれ・左右差・神経損傷のリスク

引きつれ感は、皮膚やSMASを強く引き上げすぎた場合に起こりやすいです。特に口元や目尻などに不自然なシワが現れることがあります。適切なデザインと適度な引き上げ具合が重要です。

左右差は、元々の顔の非対称性や、手術操作のわずかな違いによって生じることがあります。軽微な左右差は誰にでもありますが、明らかに目立つ場合は修正が必要になることもあります。

顔面神経損傷は、フェイスリフトの最も重篤な合併症の一つです。顔の表情筋を動かす神経が傷つくと、眉が上がらない、目が閉じにくい、口角が上がらないなどの麻痺が生じます。

多くは一時的なものですが、まれに永続的な麻痺が残る可能性もあります。神経の位置を把握して慎重に手術を進める場合も、損傷のリスクはゼロではありません。

信頼できるクリニック・医師の選び方

フェイスリフトの成否は執刀する医師の技術と経験に大きく左右されるため、信頼できる依頼先を選ぶ姿勢もリスクを抑える対策の一つです。

クリニック・医師選びのチェックポイント

チェック項目確認するポイント
医師の経歴・資格形成外科専門医、美容外科の経験年数、症例数
カウンセリングの質説明が丁寧で分かりやすいか、リスク説明があるか
症例写真自身の希望に近い症例があるか、仕上がりが自然か
アフターケア体制術後の検診やトラブル対応がしっかりしているか
クリニックの設備・衛生管理清潔感があるか、緊急時の対応体制があるか

複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをおすすめします。単に費用が安いという理由だけで選ぶのは避けるべきです。

カウンセリングで確かめておくこと

カウンセリングは、医師との相性を見極め、手術に関する情報を得るための重要な機会です。以下の点を確認しましょう。

  • 自分に適した手術方法とその理由
  • 具体的な手術内容(切開範囲、SMAS処理の有無など)
  • 期待できる効果と限界
  • 考えられるリスク、副作用、合併症とその発生確率
  • 回復の見通しと仕事に復帰する時期
  • 支払う総額とその内訳
  • アフターケアの内容と保証制度

疑問や不安はすべて解消し、納得してから手術を決めます。ひきつれや後戻りを防ぐ考え方は、リフトアップ整形のデメリットと失敗リスクが参考になります。

よくある質問

フェイスリフトについて、よくある質問にお答えします。

フェイスリフトと切開リフトは同じ意味ですか?

どちらも同じ手術の呼び名です。切開を加えて皮膚とその下のSMASを持ち上げ、余った皮膚を除く方法を指します。

糸や機器を使う施術は切らずに引き上げる別の方法で、組織を切って動かす手術とは仕組みが違います。手術の種類ごとのお金の目安は、フェイスリフトにかかるお金の記事で説明しています。

効果はどのくらい持続しますか?

フェイスリフトの効果は数年続く傾向ですが、持続期間は人それぞれです。

SMAS処理を行うフェイスリフトは、皮膚だけを引き上げる方法よりも効果が長持ちする傾向があります。ただし、手術後も加齢による変化は続きますので、永久に効果が続くわけではありません。

術後の生活習慣(紫外線対策、体重管理、スキンケアなど)も持続期間に影響を与える可能性があります。

痛みはどの程度ですか?

手術中は痛みを感じにくい状態に保ちます。術後は痛みが出ますが、処方された鎮痛薬で抑えられる程度が一般的です。

多くの場合、強い痛みは術後数日から1週間程度で落ち着きます。痛みの感じ方には個人差がありますので、不安な場合は医師に相談してください。

仕上がりに満足できないとき、修正はできますか?

仕上がりに満足できない状態によっては、修正手術が可能な場合があります。例えば、効果不足、左右差、引きつれ、傷跡の問題などが対象となることがあります。

ただし、修正手術は初回の手術よりも難易度が高くなることが多く、状態によっては修正が困難な場合や、修正しても期待通りの結果が得られない可能性もあります。

まずは手術を受けたクリニックに相談することが第一ですが、セカンドオピニオンを求めることも有効です。修正を検討する際も経験のある担当者と相談し、変えられる範囲を確認してから判断します。

参考文献

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2) Gupta V, Winocour J, Shi H, Shack RB, Grotting JC, Higdon KK. (2016). Preoperative Risk Factors and Complication Rates in Facelift: Analysis of 11,300 Patients. Aesthetic surgery journal, 36(1), 1-13. https://doi.org/10.1093/asj/sjv162

3) Vayalapra S, Guerero DN, Sandhu V, Happy AA, Imantalab D, Kissoonsingh P, Khajuria A. (2025). Comparing the Safety and Efficacy of Superficial Musculoaponeurotic System and Deep Plane Facelift Techniques: A Systematic Review and Meta-analysis. Annals of plastic surgery, 95(5), 582-589. https://doi.org/10.1097/SAP.0000000000004454

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